ウイルス感染-ウイルスバスターが開けない
更新日:2014-06-06
ウイルスバスタービジネスセキュリティをお使いのお客さんです。
毎月感染していないかのレポートを取っているのですが、なんと1台のPCから
BKDR_VAWTRAK.YZG
というウイルスが大量に検出されていました。
調べてみると
クレジットカード情報も狙うオンライン銀行詐欺ツール「VAWTRAK」、国内で検出報告増加を確認
なんか今、流行っているんでしょうかねぇ
これは大変ということで、実際にそのPCを触ってみると。
タスクトレイにウイルスバスターのアイコンがありません。
グループポリシーによりこのプログラムはブロックされています。詳細はシステム管理者に問い合わせてください。
なんて表示が…。
ちょっと焦りつつトレンドマイクロさんのページを検索していると
「グループポリシーによりプログラムはブロックされています。」メッセージが表示される
> 一部のお客様において「VAWTRAKファミリ」に感染することでセキュリティ製品が
> 起動できないようアクセスを制限をするため本エラーが表示されている事象を確認しました。
あぁ、これか。
修正プログラムも提供されているみたいです。
トレンドマイクロさん情報をありがとうございます。
ただし、この情報はウイルスバスタークラウド用の情報です。
お客さんはビジネスセキュリティなので、念のためにサポートに電話してみました。
こんな時、法人向け製品はきちんと日本のサポートセンターにつながって、対応もきちんとしているから安心です。
サポートセンターの方からレジストリの確認場所を教えてもらいました。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\safer\codeidentifiers\0\Paths
この下に、キーがあれば削除とのこと。
かくして、こちらのパソコンでもウイルスバスターが起動できるようになりました。
再度チェックをかけておきましょう。
それにしても、なにをして、どこから感染してしまったんでしょうねぇ。
こういうのって、ほぼ人為的なミスというか不注意が絡んでいるので、お気を付け頂きたいです。
Category: パソコン修理・トラブル対応