Wordでの頭揃えにTabを使ってみましょう
更新日:2013-03-27
実は、私、パソコンスクールのインストラクタを6年ほどやっておりました。
ワープロ検定試験の対策講座や試験委員なども行いましたが、Wordの必須スキルに
「Tab揃え」
というものがあります。
これが、意外と知られていないのか、お客様先で作られたWord文書を見ても、Tabを使わずに文書のレイアウトが微妙にずれてしまっている方をよく目にします。
簡単ではありますが、以下によくある使い方をお知らせしますね。
四角はスペースだと思ってください。
こんな風にスペースを連打して揃えている方いらっしゃいませんか?
これだと、フォントの種類や大きさで微妙にずれてきますし、文字を打ちなおして文字数が変わると、スペースの数も調整しないといけません。
では、次に。
少し小さいですが矢印「→」がTabだと思ってください。
このようにTabを何度か入れて揃えている方。
ちなみにTabはキーボードの「Q」のキーの左側くらいにあります。
Tabを入れると、ある程度カーソルが飛びますので、Tabを複数入れることで頭を揃えることができます。
これができる方は、なかなか「デキル方」だと思いますが、ちょっと待って下さい。
もう少し右・左などの微妙な位置調整が出来ないですよね。
というわけで、「空ける所にはTabを1回だけ」入れてみてください。
最初はこのようになるはずです。
揃ってないですね。
でもそれで良いんです。
さて、WORDの左上の方にこのような「L」時の方は出てますでしょうか?
出てなければ、表示タブの「ルーラー」にチェックを入れてみてください。(Word2010の場合)
L字と定規のようなのが上と左に出ましたでしょうか?
上部の定規のようなところ(ルーラーといいます)を
「1回目に入れたTabの頭を揃えたい位置」と
「2回目に入れたTabの頭を揃えたい位置」
つまり、この例だと、「実施日」の位置と、「2013年~」の位置の2回。
ルーラー上をクリックします。
ルーラー上 クリックするとマウスのボタンを押している間、点線が表示されて頭位置が示されます。
赤丸で囲っている定規のところが「ルーラー」です。
このようにTabを使って、ルーラー上で位置指定することにより、
後から頭位置を自由に修正することができる
わけですね。
これは、新しいWordで使える機能ではなく、ずーっと昔のWordから使える機能です。
もし、今までスペース連打で揃えていたという方がいらっしゃれば、一度Tab揃えというのにチャレンジしてくださいませ。
Category: お役立ち情報