ヤマハルーター IP電話を配下に
更新日:2014-09-29
前回の続きです。
ここからはたぶん稀なパターンですけど、今後あまりやることもなさそうなので備忘録がてらと、誰かの役に立てばと投稿しておきます。
お客様の現在の環境はルーターとしてRT58iを利用。
さらに、RT58iにてFusionのIP電話を利用。
ここがネックだったんですね。
なにせ、弊社環境でテストできないので、ぶっつけ本番で設定するしかなかったんです。
現在のIP電話の設定はこんな感じ
例によってヤマハさんのサポートによると、きちんと参考ページも用意されていて
SIP-NAT機能を利用する
を参考にしてください。
とのこと
(余談ですけど、ヤマハさんのサポートはすごく素晴らしいんですけど、出られる方によってこのページ教えてくれる人もいれば、「IP電話の仕様によりますので」と済ましちゃう方もいて…。
実は、このページを以前サポートから聞いていたんですがアドレスを失念してしまいまして。
それを言わずに電話したら「参考ページはないです」と一刀両断されてしまいました。
「実は以前教えてもらったんですけどー」と情報を出したら、いろいろ調べてくれてここに到着したという次第です)
それはともかく、上記参考ページのように
「UDPの5004から5060と、TCPの5060を通してください」
というわけですね。
ん~、意外と簡単。
というわけで、さっそくぶっつけで設定
…が。
IP電話側からの発信はできるけれど、外部からの着信ができない。
また、IP側からの声は外部に聞こえるけど、外部の声がIP電話側に入ってこない。
なぜだ???
と冷や汗流しつつ、四苦八苦してて、ミスに気がつきました。
というよりバラしちゃうとヤマハさんに教えてもらいました。
「nat descriptor sip 1 on」
の記述抜けw
通すだけって言ったじゃん~
とかいうのは完全に責任転嫁です、ごめんなさい。
設定後すぐは状況変わらなかったんですが、10分ほど放置してたら、無事、発着信も通話もできるようになりました。
なんとか、この納品も無事に完了しそうです。
Category: ネットワーク・環境構築