実績・実例

パソコン修理・トラブル対応

Windowsサーバへの資格情報が保存されない

「Windows7にしてから、ファイルサーバにアクセスする時、起動する度にパスワード聞かれるんですけど…」
というご相談。

私「パスワード入れるときに保存するってチェックwo…」
お客さん「いや、それ入れてもダメなんです」

???

と思って、実際にパソコンみてみると。

0201-1

確かにここににチェック入れてるんですが。

ログオフすると、本当に資格情報が保存されていない。

おかしいなぁ、と思い、再度「保存する」にチェックいれた後、ユーザーアカウント設定から「資格情報マネージャー」を見てみます。

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あれ?

「常設」って項目が「ログオンセッション」ってなってます。

そりゃ毎回聞かれるわ。

0201-3

一旦、資格情報を削除して、ユーザー・パスワードを手入力で保存してみました。

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そうすると、常設が「エンタープライズ」になりまして。

これ以降、再起動しても、再度聞かれることはなくなりました。

それにしても、不思議なのが、ここに納めさせて頂いているファイルサーバ(NAS)は、アイオーデータのWindows Storage server 2008搭載のモノ。

実は、他にも数社で同じタイプの製品をお使いいただいております。

けど、こんな症状は今回が初めてでした。
(他のお客さんは、パスワード保存していないってのもありますけど。)

もちろん、今回の会社様でも、他にもWindows7の端末はあります。

なのに、他のPCではこの現象は出てません。

もう少し詳しく調べたいところですが、この日のメインの作業は別の作業だったので、これに関しては一応解決したので、これまでにしておきました。

また機会があったら調べてみよう。

Terastationのレプリケーションエラーでの問い合わせ

前回の記事の続きです。

翌週、Buffaloの法人サポートに電話しました。

保留音で待つこと小一時間…

ようやく繋がって、一から説明します。

私「これこれこういうことで、フォルダ名が同一だとエラー、他にも先頭数文字が同一だとどうやらエラーになるみたいで、うんうんかんぬん…」

Buffaloさん「あー、そうですか。やっぱり

俺「え????や、やっぱり????」

Buffaloさん「いえ、フォルダ名が同一だとそのようになるという症状は出ておりまして、ただ今調査中でして」

知ってたのかよ、てめぇ

とは思いつつ、言葉は丁寧に。

俺「あの、じゃぁ、サポートページとかにも情報出てたんですか?」

Buffalo「いえ、出ておりません」

出せよ

ユーザをテスター代わりにするんじゃねぇよ

なんてことは、おくびにも出さずに、丁寧にお話差し上げました。

Buffalo「近いうちにファームアップにて修正できればと思っております」

とのことでした。

とりあえず、自分のせいでなかった、ってことで内心ほっとしつつも、無駄な労力をつかったことに多少疲れつつ。。

けど、こうやってまた知識が増えたなぁ、と前向きに考えるのでした。

 

あ…ファームアップされて修正されたら、この知識役にたたねぇじゃん orz

 

 

 

 

Buffalo Terastationのレプリケーションエラー

今回はBuffaloの法人向けNAS「Terastation TS-XL/R5」シリーズの設定2台分をご依頼頂きました。

依頼内容の1つに「レプリケーションを組んでほしい」というご要望がございまして。

この機種はこのように2台用いることでレプリケーションができるのです。
そうすると万一メイン機に障害が発生したとしても、すぐさまサブ機にて運用できるので、業務を止めることがないという。

…実は設定依頼をされるまでそんな機能あること知りませんでした(^_^;)

で、その際に大ハマリしたお話。

メイン機とサブ機にしまして、1台のNASにそれぞれLAN1とLAN2に違うセグメントのIPアドレスを振ります。

それぞれのマシンに共有フォルダを作って、マニュアル通りにレプリケーションの設定を行おうとしました。

レプリケーション先を設定する際にどうしてもエラーになる。

ごめんなさい、エラーメッセージは忘れました。

で、マニュアルも何度も見て、設定も色々いじって、何回も何回もエラーを出してるうちに、ある事に気が付きました。

今回、メインのマシンの共有フォルダ名と、サブのマシンの共有フォルダ名は同一にしました。

当たり前です。
障害時に「できるだけ業務を止めること無く」スタンバイ系統に切り替えるのであれば、共有フォルダ名が異なるなんてありえない。

でないとユーザー全員にショートカット作りなおしてもらったりしないといけませんよね。

ところが、このNAS。

どうやら「レプリケーション先のフォルダ名が前方一致である程度いっしょだと設定ができない」っぽい。

どういうことかというとフォルダ名が
【メイン】-【サブ】
TEST - TEST ←ダメ
TEST - bkup ←OK
TEST - 1234test ←OKっぽい
TEST - TEST123 ←ダメっぽい
という神仕様の模様。

なぜ「っぽい」なのかというと先頭から何文字以上移行が異なればOKみたいな法則があるっぽいんですが、私はBuffaloの中の人ではないので、そこまで調査する筋合いはありません

これどういうことなんだろう。

と、頭のなか???でしたが、その時点で金曜の20時ころ、しかも客先。

とりあえず、メインとサブの共有フォルダ名は異なるものにして、レプリケーション設定をかけて、その日は帰りました。

なんせ、Buffaloの法人向けモデルのサポートは平日の17時まで。

ダメ元で、個人向け機種のサポートに電話してみましたが、「分かりません」と切られてしまいました。。。

とりあえず、その日はそこまでにして、翌週問い合わせることにしたのでした。

【続く】

Excelのシートが消えた?

「Excelのシートが全部消えてしまったんですけど…」

こんなお電話を頂きました。

電話でお話を伺っている限り、シートが1つだけで他のシートが無くなってしまったっぽい。

シートの削除は元に戻らないので望み薄かなぁ
なんて思い、念の為にそのファイルをメールで送って頂きました。

(以下の画像はサンプルのファイルで同じ状況を見ていただいています。)

excel1

あれ?

確かにシートの表示ないけどこれって。

excel2

こういうことだったんですね。

つまり、当該ファイルのウィンドウの「最大化」が外れていて、メインのウィンドウより小さくなっていた、と。

なので、シート表示が「表示されていなかった」だけだったのです。

excel3

一旦Excelの親ウィンドウを最大化した上で、該当ファイルのウィンドウの最大化ボタンをクリックして…

excel4

無事、すべてのシートが表示されるようになりました。

お客さんも一安心。

ほんと、こういう仕事してると色々なケースに出会えるものですね。

 

Dellのサーバにて接続不可のトラブル

今回のトラブルは結構焦りました。

そもそも、お客さんのシステムサーバにてふと思った疑問がきっかけ。

サーバはDELLさんのPowerEdge T300だったのですが、見ているとサーバ管理ツールらしきものがまったく入ってない。

「これって。もしRAIDが崩壊したらどうやって分かるんだろう?」
と思って、なにげにDELLさんに電話しました。

DELLさんは個人向けパソコンは海外のスタッフ対応みたいですが、法人向けモデルでは私が問い合わせする時はいつも丁寧に日本の方が対応してくれます。

問い合わせた所、「Dell OpenManage Server Administratorというのを別途インストールすれば、管理ツールが使用できるようになる」とのこと。

…それは最初から入ってないんですね(^_^;)

というわけで、ダウンロード先を教えて頂いてインストールしてみました。

…と、インストールした直後、クライアントからリモートデスクトップの接続ができなくなった。

しかもSQL serverの接続もできなくなった。

でも、共有フォルダには普通にアクセスできる

お客さんはシステムがストップしたまんま。

えらいこっちゃと再起動かけるも効果なし。

OpenManage Server Administratorをアンインストールして、さらに再起動。

でも繋がらない。

これはヤバイ

DELLさんにもう一度電話。

最初に対応してくれた方とは別の方が出られましたが、経緯を伝えて、履歴も調べてもらって、しばらく後に
「一度ネットワークカードのファームウェアをアップデートしてもらえないか?」
との解答を頂きました。

メールにて、あてるファームのダウンロード先も頂いて、ファームアップ。

どきどきしながら再起動。

こういう時の起動時間って、ものすごく長く感じるのですごく嫌です(^_^;)

再起動後、なんと無事に接続できるようになりました!\(^o^)/

あー、びっくりした。

お客さん、迷惑かけまして、本当にごめんなさい。m(_ _)m

その数時間後、夜に再度最初に対応頂いたDELLの方からお電話頂きまして、「すみませんでした」と謝られました。

こういう所ってホントDELLさんは行き届いているので、同じサポート業の私も見習っております。

結局、原因としては、今回あてたOpenManage Server Administratorというツールと、BroadcomのNICのファームウェアの互換性の問題があったとのこと。

たぶん同じ症状にハマったの、私だけじゃなかったんでしょうね。

全国で冷や汗書いた人が何人、何十人もいたとなると、ちょっと安心するような、しないような。

しかし、DELLさんに電話せずに自力で解決しようとしてもたぶんここにたどり着くのは至難の業のような。。。

というわけで、もし同症状で冷や汗かいてる方がいたら、この記事見て助かる事がありますように。(-人-)

お気軽にお問い合わせください。メールアドレス:support@kingyo-assist.com

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