実績・実例

パソコン修理・トラブル対応

IEでフォルダ名が「C:\fakepath\…」と表示される

電子入札を行なっているお客さんからのお問い合わせ。

「サイトにファイルをアップロードするんですけど、『フェイクパス』って出るんです」

最初はなにかのウイルスかと思ってびっくりしました。
Internet Explorer 8のセキュリティ上の仕様のようですね。

IE8でサイトにファイルをアップロードしようと用意されている「参照ボタン」等から、PC内のファイルを指定するとファイルの場所が「C:\fakepath\ファイル名」とかになってしまいます。

早速お電話にて解決法を。

1.[インターネットオプション]の[セキュリティ]タブより[インターネット]を選択して[レベルのカスタマイズ]

2.「サーバにファイルをアップロードするときにローカルディレクトリのパスを含める」というのが下の方にあるので「有効にする」に変更

これで、無事アップロードできました。

しかし、いきなり「fakepath」とか出てきたら、びっくりしますよね。

 

WindowsUpdate(KB2685811)の更新でエラー

結論から先に言っちゃうとまだ調査中の件です。

WindowsUpdateでどうしてもエラーになってしまうPCの対応。
更新が止まってたらしく50件以上をいっきにあてると「更新の失敗」となります。

環境はWindows7の32bitです。

何が原因だろうな、と思い、とりあえず大量にあった更新を小分けにして、ちょっとずつ当てては再起動…と繰り返すと、この「Windows7用カーネルモードドラーバーフレームワーク」KB2685811というのでエラーが出ていることが判明。

KB2685811

検索してみると同様の事例が多数。

大半は解決策として「環境変数のtmpとtempをC:\Windows\Tempに戻す」と。

たしかにこのマシンのユーザー環境変数は上記フォルダになっていません。
(でもこれがデフォルトだと思うんだけどなぁ)

KB2685811

システム環境変数のtmpとtempはC:\Windows\Tempです。

というわけで、さっそくc:\windows\tempに環境変数を変更して早速インストール。

……あれ?

やっぱり失敗する。

その後、ユーザー環境変数もシステム環境変数もc:\に変えてみたり…、色々とやっては見るのですが、何度やっても失敗。

しかも失敗すると「Windows更新プログラムの構成中」で長時間固まっちゃうから、効率悪いのなんのって。

とかしているうちに半日を要してしまいましたorz

どうしようもないし、もう夜も遅くなってきましたので、とりあえず更新の対象から外して様子をみることにしました。

また日を改めてチャレンジしてみよう。

VBAでブレークポイントもないのにプログラムが止まる

今回は、AccessのVBAを使用したシステムを利用しているお客さんのお話。

実は1ヶ月ほど前に、そのシステムでちょっと調査することがございまして、何箇所かブレークポイントを設定したりして動きを追ってたんですね。

その時はそれで終了して、当然ブレークポイントもすべて消しておきました。

ところが、どうもそこを通るときに実行が中断してしまうとのこと。

見てみると。
確かに[中断]と出ております。

けど…
ブレークポイントなんかありゃしません。

んん~~~~????

グーグルの大先生に聞いてみると。

Office XP、および Office 2003 でブレークポイントを設定していないのにプログラムの実行が一時中断される

Microsoft Office XP (以下、Office XP)、および Microsoft Office 2003 (以下、Office 2003) において、VBA プログラム内でブレークポイントを設定していないのに、プログラムの実行が一時中断されてしまう場合があります。

この問題を回避するには、以下のいずれかの方法を実行します。
・中断するコード内で改行を挿入します。
・最適化機能があるアプリケーションの場合は最適化を実行します。
・Office XP、または Office 2003 を再インストールします。
・VBA のコードを全選択して切り取り、メモ帳などに貼り付け、再度 VB Editor に同じコード内容で貼り付け直します

嫌です、再インストールは嫌です。

なんて思いながら「該当箇所で数カ所改行+挿入した改行を削除」をしてみると。

あら不思議治りました。

不思議っていうか、何もないのにここで止まる事自体が「不思議」なんですけどね。

フォーマットしてしまったハードディスクの復旧

お客さんからこのようなご依頼が。

とても大事なデータの入っていたハードディスク、行方不明になっていたんだけど見つけた。
けれど、フォーマットしてしまった後だった!
どうにかならないかな?

こういう場合は「あればラッキー」くらいで考えてくださいね、という事で作業にとりかかりました。

状況を聞いてみると、フォーマットしてからは特になにもしていないとのこと。
これはありがたいです。可能性が出てきました。

誤って削除してしまった!・フォーマットしてしまった!
なんて時は、ヘタにいじればいじるほど、復旧の可能性は低くなります。

ハードディスクをUSB接続して、データ復元ソフトの「ファイナルデータ」を使用してみます。
メニューにも「初期化したドライブの復旧」が用意されています。

このハードディスク。
10年以上前のモノということで、容量は20GBもありません。
しかし、スキャンするのに2時間程はかかりました。

今の数TBクラスのハードディスクなら何日かかるんだろうか…
その場合はUSBじゃなくてSATAで接続したらちょっとマシかな。
今度やってみよう。

なんて待っていると。

おぉ!
入っていたファイルが拡張子別に出てきました!!!

ただし、JPEGデータだけで数万ファイルは出てきています…
私が判別するわけにもいきません。

とりあえず、これをパソコンのハードディスクにコピーして。
後は、ユーザーさんに必要なデータが入っているかを探して頂きましょう。

必要な大事なデータがその中に入っていることを、本当に願います。

 

それにしても、最近のハードディスクって一昔前に比べて考えられないくらい大容量になっていますね。

もちろん、いくらでも保存できて便利なんですが、その分
飛んでしまったときの被害
も比例して大きくなってるんですよね。

みなさま。
大事なデータであればあるほど、バックアップは忘れずにお取りくださいませ。

保存せずに終了してしまった

お客さんからお電話が。

「Wordで既存文書を編集して、上書き保存せずに終了してしまった」

ありゃりゃ、残ってたらいいんですけど…。

使用環境はWindows7でWord2003。

まずはWordのツール - オプションの保存タブから自動保存が有効になっていることを確認。

あっ、運がよければあるかもしれませんね。

C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roamingを開くと、それらしきファイルがありました。
拡張子はasdファイル。

これをどこかにコピーして拡張子をdocに変えてみると。

あっ、良かった、開きました^^

お客さんも一安心。

けど、保存はくれぐれも忘れないようにしてくださいね。

お気軽にお問い合わせください。メールアドレス:support@kingyo-assist.com

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